ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ(平成元年生まれ)。読書ブログを目指している雑記ブログ。息子ハルタとじゃれ合うことが趣味。

『社会学史』、『誰の味方でもありません』、『未来を生きるスキル』の話

近頃、最近刊行されたばかりの3人の社会学者の新書を同時進行で読んでる。どれもとても面白いので紹介します。 ◯『社会学史』(大澤真幸) 社会学史 (講談社現代新書) 作者: 大澤真幸 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/03/19 メディア: 新書 この商品…

文節の鉢の中で泳ぐ孤独な金魚の話

ブログに書くネタが思いつかない。 問題:上の文を文節に分けて、その文節数を数字で答えなさい。 ……といったような問題が、中学校最初の国語のテストの文法問題として出題されることがよくある。上の問題の答えは「4」である。中学生の頃の自分にはこれが…

秦野戸川公園に行ったことなどGWのあれこれ

今週のお題「特大ゴールデンウィークSP」 1 妻がスーパーでたこ焼きの材料とたこ焼き器を買ってきた。「たこ焼きパーティやろうぜ」と妻。たこパなんて初めてだお。大阪では一家に一台たこ焼き器があるって本当かしらん、ご飯の上にたこ焼き乗せて食べるっ…

『パワー』の話ー男女の力関係が逆転する衝撃のディストピア小説

1 女性に対する男性の性暴力が、不起訴になったり無罪になったりする事件が相次いでいる。冤罪の可能性があるにしろ、「被害者の抵抗の有無」が加害者の罪の判断材料になることに憤りを覚えずにはいられない。日本の法は性被害者を守れないのか。 男女間で…

平成のおわり、桜、令和のはじまり

1 改元なぞどうでもいいと思っていたが、新しい元号の発表に何故か妙にワクワクしてしまったのであった。「令和」という新元号を書いてみたくて、あらゆる書類の「平成31年度」と表記してあるところの下に「令和元年度」と書き加えた。 大伴旅人が詠んだとさ…

【長男2歳の誕生日】紙パックで作成したイスをプレゼントした話

妻はここ1か月ほど、牛乳の紙パックを、飲んでは洗って開き、ため込んでいた。僕は牛乳が大の苦手なので、紙パックのオレンジジュースとアップルジュースを交互にがぶ飲みし、その活動を応援した(少々下痢気味)。 なぜそれほど夫婦で紙パックをため込んで…

早春育児奮闘日記

3月21日(祝) 23歳の春分の日に、車にはねられた。 暖かな陽気の昼ごろ、原付に乗ってあくびをしながら停止線で信号待ちをしていると、突然の衝撃を受け、僕は前方に倒れこんだ。後ろを見ると黒い乗用車が止まっている。これがぶつかってきたのか。 車…

『アナログの逆襲』とノートのプレゼントの話

1 『アナログの逆襲』を読んだ。 アナログの逆襲: 「ポストデジタル経済」へ、ビジネスや発想はこう変わる 作者: デイビッド・サックス,加藤万里子 出版社/メーカー: インターシフト 発売日: 2018/12/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 本書…

平成の日本映画私的ベスト100[後編]

[前編]はこちら↓ gorone89.hatenablog.com [後編]では、平成16年(2004年)以降から50本を選出します。 『誰も知らない』 誰も知らない [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル 発売日: 2005/03/11 メディア: DVD 購入: 2人 クリック: 145回…

妻とのディナーの話

1 先日第2子が産まれ、母子は現在入院中。僕が仕事の間、福井にある妻の実家から来てもらった義母が1歳の長男・ハルタの面倒を見ている。僕はなるべく早く仕事を切り上げ産院に行き、妻と生後間もない次男の顔を見る。そして、家に帰り、ハルタを風呂に入…

第2子が産まれた話

本日(2019年2月23日)、14時27分、第2子が産まれました。 今これは自宅でパソコンに向かって書いています。隣の部屋で1歳の長男は「スーピー」と寝息を立てている。妻と第2子は入院中。 今日は目まぐるしい一日だった。出産予定日を過ぎて2…

息子にインフルエンザをうつした話

1 インフルエンザになった自身を密室に隔離したが、家庭内別居の努力など時すでに遅く、一昨日の夜、1歳10ヶ月の息子ハルタが高熱を出した。 お医者さんに電話して指示を仰ぎ、昨年12月にハルタが熱性けいれんになったときにいただいた熱を下げる座薬をハ…

『トロッコ』(芥川龍之介)の話

1 「このやろう! 誰に断ってトロに触った?」 2 インフルエンザになり出勤停止になったのであるが、どうしても今週中に終わらせなければならない仕事があり、上司に「その仕事を会社に取りに行ってもいいですか?」と連絡したが、やっぱり「ダメ」と言わ…

思いがけぬ9連休と『おどろきの中国』の話

1 妻の出産予定日が1週間後に迫っている。出産直後のサポートに、福井にいる義母が来てくれるというので、3連休は、物置と化してる部屋を片付け、義母が泊まれる場所をつくった。 この連休は何の用事も仕事も入れず、掃除、洗濯、食器洗い、買い物などひ…

楽しい国語の授業と『使える!「国語」の考え方』の話

1 学校の「国語」の授業は面白かったか?と聞かれると、率直に言って、ひどく退屈であったと答えざるを得ない。 小学生の頃の国語の授業の内容はディスカッションなんかがあったので割と覚えているんだけど、中高生のときは国語の時間が苦痛だったという思い…

『野火』の話ー極限状態で「神」は現れるか

1 頭をガツンと鈍器で殴られたような強い衝撃を受けた。最初に『野火』(大岡昇平)を読み終えてから2週間ほど経ったが、毎日この小説のことばかり考えてしまい、何度も読み直した。 野火(のび) (新潮文庫) 作者: 大岡昇平 出版社/メーカー: 新潮社 発売日…

『さよならミニスカート』が面白い

1 「りぼん」で連載している『さよならミニスカート』(牧野あおい)が面白いと聞いたので、本屋に買いに行った。 少女漫画の棚を15分ほど探したが、見当たらない。そのうち、女の子がちらほら棚の前にやってきて、棚の前をうろうろしている自分が恥ずか…

電車での読書と『螺旋の手術室』と久しぶりに会った大学時代の友達の話

1 先日の土曜日、久しぶりに電車に乗った。目指すは新宿。 ちゃんとした社会人になる5年前くらいまでは電車をよく利用していた。ただ、今の職場は交通機関では行きづらい場所にあるので、ほとんど車を利用していて、電車には滅多に乗らなくなった。 電車を…

横浜アンパンマンミュージアムに行った話

1 1歳9ヶ月の息子、ハルタが『それいけ!アンパンマン』に狂った。 街中に出ると『アンパンマン』のキャラクターを見つければ興奮して指差し、スーパーのお菓子売り場なんかを連れていると、いつの間にか『アンパンマン』のお菓子を手に持っている事があ…

五代雄介という希望ー『仮面ライダークウガ』を見て

1 年末年始に『仮面ライダークウガ』を全話見た。視聴は10年ぶりくらいではないかな。 仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray] 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 発売日: 2016/01/06 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (6件) を見…

2019年の4つの抱負

今週のお題「2019年の抱負」 ①体重を5キロ減らす 元旦の夜に中学時代の友人と久しぶりに飲んだ。会って、友人の最初の言葉が「お前太ったな」であった。 近頃会う人会う人に「太った」と言われる。もう本当に会う人会う人に言われるんすよ。太った原因は、…

新年の挨拶と『なぜ世界は存在しないのか』の話

1 新年明けましておめでとうございます。今年もゴロネ読書退屈日記をよろしくお願いします。 年末年始なにをしていたかとうと、ほとんど寝てました。夢の中でも寝ました。あとは、食べたり、カーテン替えたり、食べたり、詣でたり、飲んだり、食べたりして…

部活動はつらいよの話

このブログで自分の仕事については書かないつもりだったのだけれど、下の記事を読んで、これは由々しき事態で他人事ではないという危機感を持ったので、自分自身の思いを書くことにした。あまりまとまりのない記事になると思いますが、ご容赦ください。 www3…

グロンギ語で2018年を振り返る

近頃、『仮面ライダークウガ』を見返していて、自分はやっぱり未確認生命体であると確信したので、グロンギ語でこの一年を振り返ります。 仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 【初回生産限定版】 全3巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット] 出版社/メーカ…

父親になって2回目のクリスマスの話

クリスマスイブイブ(12月23日) 『ロックマンX』がクリアできない。 3DSのヴァーチャルコンソールでダンウンロードした。子どものときに欲しかったがなかなか買ってもらえなかったスーパーファミコンのソフト(当時は1本7〜8千円した。たまに1万円を…

2018年に読んだ心に残る30冊の本

2018年も隙間時間を見つけて、読書ライフを楽しめたかなと思います(相変わらず遅読だけど)。今年お世話になった本の中から、30冊を紹介します。 ☆ 『悪霊』(ドストエフスキー) 悪霊〈上〉 (岩波文庫) 作者: ドストエーフスキイ,米川正夫 出版社/メ…

一歳の息子の熱性けいれんに慌てた話

1 金曜日の午前中、「ハルタの熱が下がらない。病院に連れていきたいから、早めに帰ってきて」と妻から連絡があった。その前日の夜から一歳の息子は38度以上の熱を出していた。 僕は職場を定時に出た。積みあがった仕事は土日に処理すればいい。僕はもう…

妻と「みくに龍翔館」に行った話

1 福井県坂井市三国町にある妻の実家に来て2日目。 三国の歴史や文化のお勉強がしたくなり、義母らに息子を預け、妻と二人で地元の博物館、「みくに龍翔館」を訪れた。三国駅から歩いて10分くらいのところにある。 この異彩なデザインの建物が「みくに龍…

福井でカニをたらふく食べた話

1 昔から旅行のときには必ず本を携えることにしている。大抵移動中に読むのであるが、旅情と相まって、その読書体験は記憶に残りやすい。 先日の福井旅行に持って行ったのは、『存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ)である。 存在の耐えられない軽…

『菜の花の沖』(司馬遼太郎)の話

1 菜の花の沖 全6巻 完結セット(文春文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/12/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 江戸後期、淡路島の貧しい家に生まれた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起こし、つい…