【ChatGPTにメッセージ】 以下の条件で不条理小説を書いてください。 •「客は、夕方の散歩から帰って、わたしの書斎で私のそばに腰掛けていた」という一文で小説を始める。 ・小説内のどこかで、「クジャクヤママユ」という言葉を使う。 ・小説内のどこかで…
戦国期、庶民の信仰の主導権は、領主や家長など、所属する共同体のリーダーに掌握されていたとする清水有子の論を興味深く読んだ。キリシタン大名が、神仏を媒介とした領民との関係を保ち続けるために、領民をキリスト教に集団改宗させたという戦国期の宗教…
「ばかばかしい」が、5歳息子の近頃の口癖である。 「パパってホント、ばかばかしいよね」なぞと言ってくる。「“ばかばかしい”って意味わかってんの」と聞くと、「しってる。くだらないって、いみでしょ」と答える。「何を愚問を」というふうな口ぶりである…
「ブックカルテ」を通じて選んでいただいた本を楽しく読んでいる。 「ブックカルテ」は、「読書傾向などを書いた問診票をもとに、書店員さんが一万円以内で本を選び送ってくれるサービス」である。 bookkarte.com 一万円はちと高いが、とっても面白そうなの…
半年ぶりにブログを書く気持ちになったのは、妻がバレタインにプレゼントしてくれたチョコレートをどうしても誰かに自慢したくなったからである。妻からのプレゼントを職場の人や友人に恥ずかしくて自慢なぞできない。よって、ここに書くのである。 僕はチョ…
1 夏休みの終わり、実家に寄った(実家は自宅から車で10分のところにある)。祖父母宅に久しぶりに来た僕の幼い息子たちは、大はしゃぎ。おもちゃを突然壁に投げつけたので、「こらこら、おもちゃを投げちゃだめでしょ!」と叱った。 うつ病から脱した父も…
1 コロナ禍でなければ、お盆休みは妻の実家がある福井に行き、夏を満喫する予定であったが、今年も行けず。自宅でぐだぐだしていた。 僕は家でぐだぐだするのも大好きなのでステイホーム万歳なのであるが、4歳と2歳の息子はやっぱり退屈してしまう。とい…
20時頃、工業団地を走った。マスクは取った。体の調子はすこぶる良い。3日前にワクチンを接種した直後は、肩パンされたときのような懐かしい痛みがあったものの、それもすっかり引いた。 ランニングのお供にSpotifyでフリッパーズギターを聴いた。恥ずかし…
1 映画が見たい……! ちゃんと見たい! 学生時代は三度の飯より映画が好きであった僕であるが、ここ数年は仕事や育児の忙しさを言い訳に映画をみる機会がめっきり減り、映画への思いもすっかり冷めてしまった。が、『仕事と人生に効く教養としての映画』を読…
1 妻と僕との共通の趣味は「勉強」である。 子育てを含めた生活についての話題を別とすれば、今どんなことを勉強をしているかとか、これからどんな勉強したいかといったことについての話題が夫婦間の話題の大半を占めている。コロナ禍によってオンラインでの…
1 ラジオで自分のメールが読み上げられ、深夜にも関わらず小躍りしちゃった。こういうのはいくつになっても嬉しい。 メールを読んでくれたラジオは、「文化系トークラジオLife」。隔月で、社会や文化についてゲストたちが雑談を繰り広げる番組。僕は5年前…
1 駅から出られない夢を見た。 夢の中の駅は、さまざまな在来線が入り組んでいて迷宮のようで、なかなか目的のホームまでたどり着けない。階段を何度も登り降りした。これじゃあ間に合わない。今日は絶対外せない大事な仕事を抱えているのだ、と焦る。 目が…
1 Audibleで『いっきに学び直す日本史』を聴いた。大学受験の学習参考書であった『大学への日本史』が最新内容に全面改訂されたのが本書であるそうだ。 いっきに学び直す日本史 【合本版】 作者:安藤 達朗 発売日: 2016/07/01 メディア: Kindle版 高校で文…
1 スピノザの説くあり方の神であれば、なんとか信じることができた。 すべて在るものは神のうちに在る、そして神なしには何物も在りえずまた考えられない。(『エチカ』第一部定理一五) 17世紀オランダの哲学者スピノザは、世界のあらゆるものは神の持つ性…
1 いつの間にか30回目の8月がやってきた。僕はそれに気づき、慌てて朝からプールに飛び込んだ。水の中は気持ちがいい。 プールに入ると、学生の頃を思い出す。大学生の夏休みがあまりに長く、退屈であったので、毎日午前中は近所のプールに通っていた。…
1 パンツも乾かなかった。 やっと夏が来たが、今年の梅雨のしつこさには本当に辟易した。内臓にカビが生えるかと思った。洗濯物もなかなか乾かず、たまる一方であった。 ある日、風呂から上がると、乾いたパンツが一つも残っていなかった。妻にそれを裸で言…
1 就職してからこれまで、怠け者の僕は仕事の過酷さに苦しんできた。 生きるためとはいえ、なんでこんなに仕事ばかりしなきゃならんのだ。仕事などどこかに放り捨てて、一生ぐうたらして過ごしたい!と毎日のように思っていた。 ……ところ、このコロナ禍で自…
お題「#おうち時間」 1 この数か月、気分はもう専業主夫であった。 妻は基本出勤、僕は基本在宅勤務である。保育園の「なるべく登園自粛をお願いしたい」という方針を生真面目に守り、自然、自宅にいる僕が息子2人の面倒を見ることになった。育児休暇を取…
1 またすぐ感染の第2波はやって来るかもしれないが、とりあえず我が家の外出自粛も終わりを迎えようとしている。6月になったら夫婦ともに本格的に出勤が始まり、2人の息子は毎日保育園に預けることになる。 「この期間、子供がいたからかろうじて生活リ…
昨今、日本の子供達の読解力の低下が話題になることが少なくないが、「読解力はなぜ必要なのか?」、「読解力を高めるにはどうすればいいのか?」、「そもそも読解力とは何か?」といった疑問に簡潔に分かりやすく答えてくれるのが、『生きる力を身につける …
1 以前ならば仕事柄、土日祝日関係なく働いていたが、密状態を避ける状況下になったことでちゃんと休日が休日として休めるようになった。不要不急の外出は避けなければならないものの、やっぱり嬉しい。 休みなのであるからいつまでも朝寝坊しても許される…
1 ジョギングしているとき、ふと先日の「絆の力があれば、目に見えないウイルスへの恐怖や不安な気持ちに必ず打ち勝つことができる」という総理大臣の会見の言葉を思い出した。絶望的な台詞である。 「絆」という言葉は、精神論で状況を打開しようとする人…
お題「#おうち時間」 1 元々インドア派なので、この外出自粛の状況でも全く鬱々とした気分にはならず、「おうち時間」をかなり楽しんでいる。 確かに少々は不安なこと、困っていることがないわけでもないが、心の状態はいつになく平穏である。仕事をしてい…
本屋の新書コーナーで『段落論』(光文社新書)を見つけ、手に取った。書名の元ネタは、坂口安吾の『堕落論』か……。一旦、本書を棚に戻し、他の棚の前もうろついたが、『段落論』というタイトルがどうも頭から離れない。 段落論 日本語の「わかりやすさ」の…
1 井上ひさしの短編集『ナイン』の中にある『握手』を読んだ。『握手』は作者の経験を元に作られた小説。読んでなんだか胸がいっぱいになっちゃったなあ。 ナイン (講談社文庫) 作者:井上ひさし 発売日: 2014/01/17 メディア: Kindle版 恥ずかしながら、本…
1 近頃体調が優れず、自宅の部屋に引き持っていた(ただの風邪でした、多分)。その間、何冊か本を読んだが、その中で最も強く紹介したいのは、今年の2月にダイヤモンド社から出版された『13歳からのアート思考』である。 「自分だけの答え」が見つかる 13…
ここ一週間ほど体調を崩していた。朝から昼にかけて比較的体調がいいのだが、夕方になると37度前半の微熱が出て、倦怠感と頭痛、そして咳が止まらなくなる。 4月8日は、前日までと違い、朝から倦怠感があった。体温を測ると、37.0度。数日前から在宅勤務に切…
慌てふためく人類を余所目に見ながら、当然のごとく春はやってきた。 妻は4月から育休中が明けて仕事に復帰する。彼女は中学校の理科の教員である。「授業で使う教材を採集したい」というので、家族で近所の公園にお出かけした。 桜が咲き始めている。 公園…
1 4月から妻が仕事に復帰するため、3歳になる長男と1歳の次男が保育園に入園することになり、今週から慣らし保育が始まった。 今週の預ける時間は、1日1時間半だけなのであるが、初日からドキドキしちゃった。初日とあって、妻と自分の2人で子供の送…
1 NHK出版新書の『幸福な監視国家・中国』を読んだ。本書では、監視国家として急発展中である中国の現状をコンパクトにわかりやすく解説している。 幸福な監視国家・中国 (NHK出版新書) 作者:懐, 梶谷,康太, 高口 発売日: 2019/08/10 メディア: 新書 政府に…