ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ(89年生まれ)一児の父。読書ブログを目指している雑記ブログです。息子ハルタとじゃれ合うことにはまっています。

御殿場アウトレットとチョコレートと『世界からバナナがなくなるまえに』の話

 

妻と生後10ヶ月のハルタと、休日に静岡県にある御殿場プレミアム・アウトレットに行ってきた。

 

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車でアウトレットの近くまで行くと、場外駐車場へ案内された。場外駐車場からは無料のシャトルバスが出ていて、それに乗ってアウトレットへと向かう。

 

そのバスの車内は、お客さんでぎゅぎゅう詰めであった。僕は畳んだベビーカーを持っていたので、ほかのお客さんにとってはさぞ迷惑であったことだろう。ごめんなさい。

 

……という話を、御殿場アウトレットによく行く先輩に話したら、「案内されても、場外駐車場に行かなければいいんだよ」と言われた。案内を無視して、そのままアウトレットの敷地に向かっていくと、すんなりと場内の駐車場に停められるそうな。本当かしらん。

 

 

 

アウトレットでは、服を見るのもそこそこに、ポケモンショップに向かった。

 

妻は、ハルタピカチュウのブランケットを買ってあげていた。

 

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かわいらしい。

 

さらに、僕と妻は持参した3DSを取り出し、ポケモンショップ限定の色違いのグラードンカイオーガをそれぞれ受け取った。

 

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ハルタのうんちみたいな色のグラードンだね」と僕は妻に言おうとしたが、やめておいた。

 

 

 

ポケモンショップでの買い物を済ませると、ゴディバに寄り、チョコレートを食べた。本当にゴディバのチョコは美味しいです。幸せな気分になれる。

 

僕は大の甘党である。特にチョコが好きで、昔から暇があるとチョコチョコ食べていた(チョコだけに)。運動の合間にも、エネルギー源になると信じて、チョコを食べていたときもあった(今は自身の健康に配慮して、以前より量は減らしています)。

 

しかし、そんな美味しいチョコが、近い将来に簡単には口にできなくなるという危機にさらされているということを、『世界からバナナがなくなるまえに』を読んで知った。

 

 

 

世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち

世界からバナナがなくなるまえに: 食糧危機に立ち向かう科学者たち

 

 

バナナは、僕が唯一苦手な食べ物である。ファミレスなどでパフェを注文するときは、店員さんに必ず「このパフェってバナナ入っていますか?」と確認する。

 

本屋で『世界からバナナがなくなるまえに』というタイトルを目にしたとき、自分とってはバナナが世界からなくなるのって好都合だなと思った(自分勝手なやつですね)。自分の苦手な食べ物の消滅するストーリーが知りたいという興味がわき、購入した。

 

軽い気持ちで読み始めたのであるが、その濃い内容に圧倒された。

 

この本には、病原体による現代の食糧危機と、それに立ち向かう科学者たちの戦いが熱を持って書かれている。バナナだけでなく、私たちが頼る数少ない作物は、すべて危機にさらされている。……チョコレートの原料である、カカオも例外ではない(がーん)。

 

この食料危機の危険性を一気に高めたのが、大規模なアグリビジネス(農業関連産業)の台頭である。

 

アグリビジネスは、生産の極端な効率化を図るために、広域な農場に単一栽培(モノカルチャー)を行っている。短期的な効率化には最上の手段ではあるが、広大な農場に遺伝子的に同一の作物しかないというのは長期的に見て非常に危険である。

 

遺伝子的に同一ということは、同じ害虫や病原体に弱いということである。一つの作物が弱点である害虫や病原体に攻撃されると、その農園の作物が全滅する道にそのままつながるのである。

 

 

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チョコレートの原料であるカカオの危機の話は、第6章『チョコレートテロ』、第7章『チョコレート生態系のメルトダウン』に書かれている。『チョコレートテロ』の話は本当に衝撃的であった。

 

ブラジルはかつて世界二位のチョコレート生産国であった。しかし、農業テロリストによって故意にもたらされた病原体により、急激に、そして徹底的にブラジルのカカオ帝国は崩壊し、今ではブラジルはチョコレートの純輸入国になってしまったというのだ。

 

 アグリビジネスに対する農業テロを防ぐことは非常に難しいらしい。

 

   悪意ある個人、テロリスト組織、敵対する政府などによって、カカオのように簡単に破壊され得る作物が、他にどれくらいあるのだろうか?  作物は、広大な畑に栽培されるのに対し、害虫や病原体は一箇所もしくは数箇所に放てば済む。だから、作物は標的になりやすい。害虫や病原体の「兵器化」は、それほどむずかしいことではない。(中略)さらに都合が悪いことに、農業に対するテロ行為は、すぐに見つかりにくい。見つかっても犯人の特定は非常にむずかしい。害虫や病原体がどこから来たのかを確実に突き止めることさえ困難だ。

 

現在、世界で消費されているチョコレートのほとんどは、西アフリカで栽培されているカカオが原料である。もしそのカカオが農業テロの標的となってしまったら……?

 

 ☆

 

故意でなくとも、自然に害虫や病原体が農場に拡散する可能性は常にある。本書ではそういった食糧危機に対する科学者の地道な戦いと、私たちに何ができるかということが書かれていて、最初から最後まで知的好奇心を大いに刺激されました。

 

 

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現在、春限定でゴディバで発売されている「ショコリキサーホワイトチョコレートさくら」が非常に美味しそうです。