ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ。読書ブログを目指している雑記ブログ。2人の息子とじゃれ合うことが趣味。

読んだもの観たもの、令和元年初夏

 

山崎豊子熱、再燃!

 

岡田准一主演の『白い巨塔』のドラマを惰性で全話視聴したが、ひどい出来で、コメディを見てるかのように感じたのであった。自分が田宮二郎版、唐沢寿明版のドラマと比較しすぎているのか。

 

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫)

 

 

僕は大学時代のある時期、山崎豊子の小説や、それを原作とした映像作品に熱中していた。そういえばあのころ僕は、『白い巨塔』のパロディ小説をmixiで書いていた。「浪速大学動物病院」という架空の動物病院を舞台に、獣医とワンちゃんたちが権力闘争に明け暮れる……。

 

山崎豊子の作品の中では特に『不毛地帯』が好きで、作品の影響で、将来は商社マンになりたいとか思っていた。2009年のドラマ版(唐沢寿明主演)も熱心に見ていたが、視聴率が悪かったため、後半のほうはあまり丁寧に描かれず、後半は駆け足の展開になってしまったのが残念であった。

 

不毛地帯(一) (新潮文庫)

不毛地帯(一) (新潮文庫)

 

 

……みたいな大学時代のことを思い出していたら、にわかに自分の中で山崎豊子熱が盛り上がってきた。まだ読んだことのない彼女の作品が読みたくなって、自分の本棚を漁った。……あった!『華麗なる一族』! これは未読。

 

華麗なる一族(上) (新潮文庫)

華麗なる一族(上) (新潮文庫)

 

業界ランク第10位の阪神銀行頭取、万俵大介は、都市銀行再編の動きを前にして、上位銀行への吸収合併を阻止するため必死である。長女一子の夫である大蔵省主計局次長を通じ、上位銀行の経営内容を極秘裏に入手、小が大を喰う企みを画策するが、その裏で、阪神特殊鋼の専務である長男鉄平からの融資依頼をなぜか冷たく拒否する。不気味で巨大な権力機構〈銀行〉を徹底的に取材した力作。 

 

今のところ上巻の半分まで読み進めたが、仕事や家事を後回しにしてしまうほどの面白さで、ページを繰る手が止まらない。キムタク主演のドラマ版も見たことないけど、あれは面白いのかしらん。

 

 

アベンジャーズ/エンドゲーム』に震えた!

 

平日の初回を見に行った。平日の朝に映画館に行くのは久しぶりである。大学時代、フリーター時代は、よくTOHOシネマズに「午前十時の映画祭」の映画を見に行っていた。

 

少し早く映画館に着いてしまったため、近くの店でコーヒーを飲んだ。……あっ、しまった。『アベンジャーズ/エンドゲーム』の上演時間は3時間。どうやらインターミッションも入らないらしい。カフェインを摂取してしまった。トイレが心配。

 

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ところが、この『アドベンジャーズ/エンドゲーム』……尿意を吹き飛ばすほどの面白さであった。各シリーズのヒーローとたちが大集合するので、もうお祭りわっしょいわっしょい、情報量多すぎてぐちゃぐちゃになるのかと思いきや、そこは絶妙の手際で捌かれ、それぞれの独立したヒーローの物語をたくみに生かしつつ、これまでの『アベンジャーズ』の歴史を振り返りつつで、どの角度から見ても楽しめる宝箱のような映画になっていた。MCUファンには垂涎の一本であり、最高の『アベンジャーズ』の締めくくりであると感じただろう。

 

さて、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のことだけで、1本の批評記事を書こうと思っていたが、やっぱりやめた。ほかの『アベンジャーズ/エンドゲーム』について書かれたブログ記事を読んで回るうちに、この人たちのMCU愛には敵わねえと思ったからだ。僕の愛は彼らの愛には及ばない。

 

実は僕はにわかファンである。今年の4月になるまでMCUの映画を一本も見たことがなかった。4月に初めて『アイアンマン』をAmazonのPrime videoで視聴し、そこからコツコツとMCUの映画を見て、2ヶ月で『アベンジャーズ/エンドゲーム』に追いついた。にわかファンの僕でも尿意を忘れて漏らすほど感動したのだから、『アイアンマン』から10年追っかけてきた人の今作に対する感動は想像が及ばないほど大きなものであったろう。

 

今作で、『アイアンマン』『キャプテン・アメリカ』『マイティ・ソー』の物語に鮮やかなピリオドが打たれていたのが印象的だった。『スパイダーマン』『ドクター・ストレンジ』『ブラックパンサー』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのヒーローたちの今後の活躍が楽しみである。

 

 

楽しい、アンパンマン・ショー……!?

 

地元で行われた「子どもフェスティバル」という催しに、僕と2歳のハルタの二人で行ってきた。目当てはその催し中に行われる、アンパンマン・ショーである。

 

ショーの開演30分前だというのに、ショーのステージの前は親子連れであふれかえっていた。アンパンマンの登場をまだかまだかと待ちわびる僕とハルタ……。やがて、「アンパンマン・マーチ」とともに、アンパンマンドキンちゃんバイキンマンがやってきた!

 

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んっ!?

 

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んんっ!!!?

 

……突っ込みたいことがいろいろあったけど、ハルタが喜んでいたのでよしとします。