ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ。読書ブログを目指している雑記ブログ。2人の息子とじゃれ合うことが趣味。

大人だけど進研ゼミを始めた話など

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妻と僕との共通の趣味は「勉強」である。

 

子育てを含めた生活についての話題を別とすれば、今どんなことを勉強をしているかとか、これからどんな勉強したいかといったことについての話題が夫婦間の話題の大半を占めている。コロナ禍によってオンラインでの学びのイベントが増えたことも勉強熱に拍車をかけた。教員である妻は、「SENSEIイベントポータル」というサイトに登録し、休日になるとオンライン勉強会に参加している。

 

senseiportal.com

 

この前『BRUTUS』の「大人の勉強案内」の号をつい買ってしまったが、YouTubeで視聴できる大学授業の案内が載っていて、ワクワクが止まらなかった。

 

 

しかしながら、昨今、簡単にアクセスできる勉強コンテンツがあまりに溢れかえっているので、自分が若干「勉強迷子」になっている感も否めないのであった。一つのことに腰を据えて勉強ができず、興味がどんどん新しい勉強へと移行していってしまう。

 

 

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そういえば、〈古いノリを脱して新しいノリへ向かう〉という過程が「勉強」であり、その移行の速度を上げていくべきだといったようなことが千葉雅也先生の『勉強の哲学』に書いてあったのを『日本哲学の最前線』を読んで思い出した。まあ、「勉強迷子」のままでもいっか。

 

 

この頃、高校の国語の先生とお話しする機会が多くあり、にわかに高校国語の学び直しをしたいという気持ちが高まった。そうなると居ても立っても居られず、「進研ゼミ」の高校講座を始めてしまった。数学も、高校時代に壊滅的な成績であったことを思い出して学び直そうかと思ったが、続けていける自信がなかったので、とりあえず国語一科目のみで申し込んだ。

 

4歳の息子の名前で申し込んだ。ベネッセは混乱していることだろう。これまで幼児用の「チャレンジ」の広告を送っていた家から、まだ4歳であるはずの子供の名前で高校講座が申し込まれたのだから。ありえない飛び級である。

 

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「進研ゼミ」のテキストは想像以上にわかりやすい。先日手に入れた高校の「国語総合」の教科書を机に開いて並べて、休日に少しずつ進めている。自分の学生時代にはまだ存在しなかったサービスである映像コンテンツが充実しているというのが最大の魅力である。追加料金なしでリモート授業を受けたりもできる。それらを最大限に活用すれば、「進研ゼミ」は結構コスパの良い大人の学び直しコンテンツではないだろうか。

 

 

 

近頃、4歳の息子はどういうわけか「月」にハマっている。

 

毎夜少しずつ形が変わっていくことに魅力を感じているようで、曇って月が見えない日には残念がっている。息子に月のカレンダーを与えたところ、毎日それをチェックするようになった。今年のクリスマスは、小さな天体望遠鏡をプレゼントしてやろうかと夫婦で話している。

 

息子のお友達が習い事をちらほら始めている。僕ら夫婦は自分たちが「勉強」が好きなのに、小さいうちから子供に習い事をやらせることには消極的である。ただ、息子がどんなものに興味を持ったとしても、それを突き詰めることを邪魔せず、常に応援できる親でありたいとは思う。

 

www.springin.org

 

「月」以外に4歳息子がハマっているのは、「Springin'」というアプリ。対象は4歳以上で、遊びながらプログラミングを学ぶことができる。

 

自分の描いた絵が動いたり声を出したりするのが堪らなく楽しいようです。

 

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