ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ。読書ブログを目指している雑記ブログ。2人の息子とじゃれ合うことが趣味。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

マルクス・ガブリエルは哲学の革新者なのか?-『マルクス・ガブリエル 欲望の時代を哲学する』を読んで

1 www3.nhk.or.jp 先日起きた、中東のホムルズ海峡地点でタンカーが攻撃を受けた事件関連のニュースを追っている。今回の件での、ドナルド・トランプ米大統領のやり口はえげつない。イランによるタンカー攻撃の証拠が十分ではないのにかかわらず、わずかな…

雨の休日の話

今週のお題「雨の日の楽しみ方」 1 雨の日の楽しみは、なんといっても読書である。 この前の雨の休日、お昼から妻はお友達のところへ遊びに行った。僕は自宅の掃除と、夕飯の下準備を済ませ、本に手を伸ばした。長男のハルタ(2歳2ヶ月)と次男のレイ(0…

読んだもの観たもの、令和元年初夏

山崎豊子熱、再燃! 岡田准一主演の『白い巨塔』のドラマを惰性で全話視聴したが、ひどい出来で、コメディを見てるかのように感じたのであった。自分が田宮二郎版、唐沢寿明版のドラマと比較しすぎているのか。 白い巨塔〈第1巻〉 (新潮文庫) 作者: 山崎豊子…

無力感で気だるい

1 近頃知り合った美大生が『1つと3つの椅子』という作品を教えてくれた。美術作品に疎い僕にとって、彼女の話は興味深かった。 1つと3つの椅子(1965年) 真ん中にあるのは実物の椅子、向かって左にあるのは椅子の写真、右にある文章は椅子の辞書的な説…