ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ(89年生まれ)一児の父。好きなものは読書、映画鑑賞、息子ハルタとじゃれ合うこと。

『大日本サムライガール』と銀だこと意外な組み合わせの話

 

自分は何をしているときが幸せか? ということをじっくり5秒ほどかけて考えてみた。

 

3つある。

 

1つ目は、息子と遊んでいるとき。2つ目は、読書をしているときである。

 

そして、3つ目は……、納豆を食べているとき!

 

白米とおかずに納豆が1パックあれば、その食事は満足です(安上がりな男)。

 

 

 

今夢中になっていて、おすすめしたい小説は、『大日本サムライガール』(全9巻)というライトノベルである。

 

大日本サムライガール1 (星海社文庫)

大日本サムライガール1 (星海社文庫)

 

 

裏表紙にある強烈な作品紹介を読み、購入を決意した。

 

「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である!」

 

拡声器を片手に街頭で叫ぶ謎の演説美少女・神楽日鞠。

彼女の 最終目的は日本政治の頂点に独裁者として君臨し、この国を根底から変えること――!! しかしどれだけ努力しても活動の成果がさっぱり挙がらぬ日鞠に、日本最大の広告代理店・蒼通の若手社員、織葉颯斗は、現実を突きつける。「メディアに露出しない政治家なんて、存在しないのと同じこと――」

熟考の果て、日鞠と颯斗はタッグを組み、独裁者への道を最短コースで実現するため、あらゆるメディアを席巻するアイドルスターになることを決意する。

目的は政治の頂点、手段はアイドル――。

至道流星の〝政治・経済・芸能〟エンタテインメント、ここに開幕!!

 

キワモノかと思いきや、キャラが立ち、物語の構成も緻密な本格的なエンターテイメント作品である。右翼とアイドルという意外な組み合わせが、読者を魅了する面白さを十二分に発揮している。

 

ヒロインである神楽日鞠(かぐらひまり)がすごく魅力的で、彼女のアイドルとしてずれた言動にクスクスと笑ったり、(僕は右思考ではないけど)彼女の国のことを心の底から思う真摯な姿勢に感動させられたりしたのでした。

 

 

 

意外な組み合わせといえば、先日、「築地銀だこ」に行ったことを思い出す。

 

休日にショッピングモールに家族に行き、買い物が終わったあと、妻から「たこ焼食いたくね?」という提案。ショッピングモール内にある「銀だこ」に寄った。

 

大学生のときのバイト帰りに、バイト仲間とよく「築地銀だこ ハイボール酒場」に通っていた。ハイボールを飲みながら、銀だこを頬張り、バイトの1時間分くらいの時給を消費し、ほろ酔いで帰っていた。

 

久しぶりの「銀だこ」である。僕は今まで食べたことのないメニューである「てりたま」を注文した(妻は「チーズ明太」を注文)。

 

たこ焼きの上に照り焼きソースと、卵サラダが乗っている。この組み合わせ……、合うのか?

 

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う、うまい……!!たこ焼きとてりたまの騎馬戦や〜!

 

__人が魅了されるものは常に、既存の要素のいまだかつてない組み合わせなのである。

 

 

4

 

大日本サムライガール』のヒロイン、日毬が独裁者が目指すのには理由がある。

 

日鞠は児童養護施設でボランティアをしている。そこで虐待児童の増加、そして虐待へと走ってしまった親たちの経済的困窮の現実を知る。高齢者と若者の格差をどうすることもできないなど、日本の現状の様々な制度の歪みを日鞠は本気で憂い、独裁者としての権力を手に入ることで、国の制度を根本的に変えることを決意するのである。

 

日鞠には、以上のような強い信念がある。1巻で、日鞠がその信念のもと、あの手この手で日鞠とそのマネージャーである颯斗に嫌がらせをしてくる大手プロダクションにマスコミを引き連れて、木刀を持って乗り込む場面は最高のカタルシスを感じた。

 

「真正なる右翼は、日本に私ただ一人である。有権者諸君、私は日本の未来のために、魂のすべてを捧げる所存である。ここに誓う、私が日本を代表し、再び燦然と輝く国家の栄光を取り戻してみせることを。ここに宣する、私は日本国の首班となり、この国に太平の繁栄を華開かせる礎とならんことを」

 

 

5

 

納豆カレーがおいしいよと言われ試してみたが、この組み合わせ、僕の口には合わなかった。やっぱり納豆の最高の相手は白米です。