ゴロネ読書退屈日記

ゴロネ。読書ブログを目指している雑記ブログ。2人の息子とじゃれ合うことが趣味。

『さよならミニスカート』が面白い

1 「りぼん」で連載している『さよならミニスカート』(牧野あおい)が面白いと聞いたので、本屋に買いに行った。 少女漫画の棚を15分ほど探したが、見当たらない。そのうち、女の子がちらほら棚の前にやってきて、棚の前をうろうろしている自分が恥ずか…

電車での読書と『螺旋の手術室』と久しぶりに会った大学時代の友達の話

1 先日の土曜日、久しぶりに電車に乗った。目指すは新宿。 ちゃんとした社会人になる5年前くらいまでは電車をよく利用していた。ただ、今の職場は交通機関では行きづらい場所にあるので、ほとんど車を利用していて、電車には滅多に乗らなくなった。 電車を…

横浜アンパンマンミュージアムに行った話

1 1歳9ヶ月の息子、ハルタが『それいけ!アンパンマン』に狂った。 街中に出ると『アンパンマン』のキャラクターを見つければ興奮して指差し、スーパーのお菓子売り場なんかを連れていると、いつの間にか『アンパンマン』のお菓子を手に持っている事があ…

五代雄介という希望ー『仮面ライダークウガ』を見て

1 年末年始に『仮面ライダークウガ』を全話見た。視聴は10年ぶりくらいではないかな。 仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 1 [Blu-ray] 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) 発売日: 2016/01/06 メディア: Blu-ray この商品を含むブログ (6件) を見…

2019年の4つの抱負

今週のお題「2019年の抱負」 ①体重を5キロ減らす 元旦の夜に中学時代の友人と久しぶりに飲んだ。会って、友人の最初の言葉が「お前太ったな」であった。 近頃会う人会う人に「太った」と言われる。もう本当に会う人会う人に言われるんすよ。太った原因は、…

新年の挨拶と『なぜ世界は存在しないのか』の話

1 新年明けましておめでとうございます。今年もゴロネ読書退屈日記をよろしくお願いします。 年末年始なにをしていたかとうと、ほとんど寝てました。夢の中でも寝ました。あとは、食べたり、カーテン替えたり、食べたり、詣でたり、飲んだり、食べたりして…

部活動はつらいよの話

このブログで自分の仕事については書かないつもりだったのだけれど、下の記事を読んで、これは由々しき事態で他人事ではないという危機感を持ったので、自分自身の思いを書くことにした。あまりまとまりのない記事になると思いますが、ご容赦ください。 www3…

グロンギ語で2018年を振り返る

近頃、『仮面ライダークウガ』を見返していて、自分はやっぱり未確認生命体であると確信したので、グロンギ語でこの一年を振り返ります。 仮面ライダークウガ Blu‐ray BOX 【初回生産限定版】 全3巻セット [マーケットプレイス Blu-rayセット] 出版社/メーカ…

父親になって2回目のクリスマスの話

クリスマスイブイブ(12月23日) 『ロックマンX』がクリアできない。 3DSのヴァーチャルコンソールでダンウンロードした。子どものときに欲しかったがなかなか買ってもらえなかったスーパーファミコンのソフト(当時は1本7〜8千円した。たまに1万円を…

2018年に読んだ心に残る30冊の本

2018年も隙間時間を見つけて、読書ライフを楽しめたかなと思います(相変わらず遅読だけど)。今年お世話になった本の中から、30冊を紹介します。 ☆ 『悪霊』(ドストエフスキー) 悪霊〈上〉 (岩波文庫) 作者: ドストエーフスキイ,米川正夫 出版社/メ…

一歳の息子の熱性けいれんに慌てた話

1 金曜日の午前中、「ハルタの熱が下がらない。病院に連れていきたいから、早めに帰ってきて」と妻から連絡があった。その前日の夜から一歳の息子は38度以上の熱を出していた。 僕は職場を定時に出た。積みあがった仕事は土日に処理すればいい。僕はもう…

妻と「みくに龍翔館」に行った話

1 福井県坂井市三国町にある妻の実家に来て2日目。 三国の歴史や文化のお勉強がしたくなり、義母らに息子を預け、妻と二人で地元の博物館、「みくに龍翔館」を訪れた。三国駅から歩いて10分くらいのところにある。 この異彩なデザインの建物が「みくに龍…

福井でカニをたらふく食べた話

1 昔から旅行のときには必ず本を携えることにしている。大抵移動中に読むのであるが、旅情と相まって、その読書体験は記憶に残りやすい。 先日の福井旅行に持って行ったのは、『存在の耐えられない軽さ』(ミラン・クンデラ)である。 存在の耐えられない軽…

『菜の花の沖』(司馬遼太郎)の話

1 菜の花の沖 全6巻 完結セット(文春文庫) 作者: 司馬遼太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2016/12/22 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 江戸後期、淡路島の貧しい家に生まれた高田屋嘉兵衛は、悲惨な境遇から海の男として身を起こし、つい…

『悪霊』(ドストエフスキー)の話

1 モスクワに行けば、腹もすくわ 2 悪霊〈上〉 (岩波文庫) 作者: ドストエーフスキイ,米川正夫 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 1989/03/16 メディア: 文庫 クリック: 1回 この商品を含むブログ (5件) を見る この作品においてドストエーフスキイは人間…

アフター5のGUと『平成くん、さようなら』の話

1 僕にとって30回目の冬が到来した。 週末、妻の実家がある福井に行くことになったのだが、福井は関東に比べ、もうかなり寒いらしい。暖かい格好をしていかないと。 クローゼットを開けると、防寒着は4年前くらいにイオンで購入したコート1着しかない。…

『少年の日の思い出』の話ーなぜ「ぼく」は自分のチョウを押し潰してしまったのか?

今週のお題「読書の秋」 1 昆虫採集が趣味であったヘルマン=ヘッセ(1877-1962年)は、「チョウ」に関する詩をいくつか残している。例えば、「青いチョウチョウ」という題の以下の詩。 ヘッセ詩集 (新潮文庫) 作者: ヘッセ,高橋健二 出版社/メー…

トイレで『ソクラテスの弁明』

1 朝6時、トイレに閉じ込められた。 最近、うちのトイレの内側のドアノブが壊れ、外れている。 こんな感じ。 トイレから出るときはトイレ内に置いてあるドアノブをドアにはめ、ガチャリと回すと出られる。この朝、用を足したあと、トイレ内にあるはずのド…

『アマデウス』、ウイスキー、ピアノの思い出

11月3日 夜、『アマデウス』のDVDを見た。 アマデウス(字幕版) 発売日: 2016/10/31 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 凍てつくウィーンの街で自殺を図り精神病院に運ばれた老人。彼は自らをアントニオ・サリエリと呼び、皇帝ヨゼフ二世…

アンパンマンとの蜜月時代

1 地元で催されたアンパンマンショーにお出かけした。 アンパンマン、すごい人気である。小さい子供を連れた家族がたっくさんいた。僕は1歳の息子・ハルタを肩車。 可愛らしい女の子による鑑賞上のマナーのアナウンスの後、いよいよアンパンマンが登場した…

疲れたときは漫画を読もうの話など

1 退勤のため息の話 20時近くになり、そろそろ仕事を切り上げようと帰り支度を進め、自分のデスクの引き出しを開けると、そこにはグラビアアイドルのクリアファイルがあった。「ヤングジャンプ」かなんかの付録である。 どうせいつも通りT先輩のイタズラで…

カールたべたい

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血の涙を流した「竹取の翁」と、病気と向き合い始めた父の話

1 『竹取物語』の勉強を進める中、資料として高畑勲監督の『かぐや姫の物語』を見返した。2013年の日本映画の中では個人的ベストである。 かぐや姫の物語 [DVD] 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社 発売日: 2014/12/03 メディア: DVD…

秋の夜長に『ホモ・デウス』

1 なんか最近眠れない。 深夜、NHKEテレの『ニッポンのジレンマ』という番組をぼんやり眺めていると、イスラエル人歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリのインタビュー映像が流れた。あ、『サピエンス全史』と『ホモ・デウス』の筆者だ。 「新しいテクノロジー…

29歳の誕生日の話、ブログが1年続いた話、父親がうつになった話など

1 29歳の誕生日の話 怒涛の9月が始まった。 1人がこなす仕事量が多すぎる。すでに8割以上ブロックが積まれているテトリスをプレイしている気分であった。 積まれたブロックを消すか消さぬかのうちに次々とブロックは落ちてくる。計画性と集中力が必要とさ…

湯河原の足湯と祖母宅に行ってきた話

今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」 1 神奈川県湯河原町にある足湯、「独歩の湯」に家族で行ってきた。 www.yugawara.or.jp 本当は足だけでなく体全体、温泉に浸かりたい気分ではあったが、まだ排泄をコントロールできない1歳半の息子・ハルタを普…

平成の日本映画私的ベスト100[前編]

とりあえず、平成元年(1989年)から平成15年(2003年)までに公開された日本映画の中から50本選出してみました。 『その男、凶暴につき』 その男、凶暴につき [DVD] 出版社/メーカー: バンダイビジュアル 発売日: 2007/10/26 メディア: DVD 購…

カオスと闘争する息子、退屈な自分から逃走する父の話ー『構造と力』を読んで

1 先週の日曜日、前の職場の先輩ファミリー宅にゴロネファミリーは招かれた。 先輩宅にはここ何年か続けて夏に伺っているのであるが、相変わらず立派なお宅である。アパート暮らしの僕は、広い一軒家に憧れを持ってしまった。 招かれたのは僕たちファミリー…

学生の頃に描いた『となりのトトロ』の名場面

『魔法少女まどか☆マギカ』の話―僕の女神、まどかについて

1 今更ながら『魔法少女まどか☆マギカ』を見た。 まどか、まじでかわいい。 こんなに一人の女性に惚れ込んだのは、妻以来である(おい)。まどかが悩んだり、傷ついたりする様子を見ると、僕は自分のことのように心が痛んだ。恋している。 僕はこれまで魔法…