三国町を散策した話など
上の記事の続き。妻の実家がある福井県坂井市三国町に帰省しました。初日は近所の海女さんから安くいただいたサザエを大量に食べました。
妻の亡くなった祖母も海女さんだったそうです。妻は少女時代、祖母が獲ってきたサザエやウニをバクバク食べいてたと言っていました。妻の実家にはウニ割り機があって、妻曰く「ウニは割りたてがいちばん旨い」だそうです。ウニなぞ滅多に口にできなかった僕にとっては考えられない世界です。
2日目は三国町を散策などしたので、上の記事に引き続き、そのときの写真を貼り貼りします。
上はよく読むと、三国町に一時期住んでいた三好達治の詩「山みな白し」であると気付きました。以下は詩の内容。
山みな白し
歳寒うして万物新しき朝にあり
長江遠く霽(は)れ
扁舟(へんしゅう)のよぎるを見ず
われ越に客となり
心ながく怡(たの)しまず
夫なき母
父なき児
家庭なき寄寓者
衣手薄き者村落に充てり
急霰声ありてよぎり過ぎ
天日また明らかなれども
憂愁もかくはしばしば徂徠(そらい)するかな
胸懐人につぐべからず
わづかに春花の図をかかげて
屋後に啼鳥を聴く
そういえば実際の三国バーガーの写真を撮るのを忘れました。ラッキョウが入っていて驚きましたが、他の具材とマッチしていて、非常に美味しかったです。
今回の帰省も満喫しました。妻の実家に行くのは6回目でおおよそ周辺の地理もつかめてきました。
今日は僕の実家に帰ります。お盆終わって欲しくないなあ。